IT検証技術者認定試験(IVEC)とは?
「JSTQB認定テスト技術者資格」
一般社団法人IT検証産業協会(IVIA)が認定するテストエンジニアの資格試験です。
IVIAはIT検証業界が日本の社会経済の発展に寄与することを目的に活動しており、技術者の育成や技術の標準化の為にこの認定資格を行っています。
IVECでは7段階(※)のキャリアレベルごとに、実務力を問う記述式試験が行われるため、その認定者は実際の現場でも活躍が期待されます。
今年の2022年5月にもIVEC2022年春期試験が開催が開催され、弊社からも多くのテストエンジニアが受験しました。
(※)現在試験が行われているのはレベル5まで
IVC受験者へのインタビュー
今回、レベル4<テスト詳細設計者>の試験に挑戦した、名古屋QAグループ所属のMさんとFさんにインタビューを行いました。

Mさんテスト設計者向けの実務ベースでの試験で、単なる試験勉強だけでは合格はできないものでした。
試験時間も長いため、半日仕事をした!って感じです(笑)。
Fさんテスト設計者が担当する範囲でも、テスト分析を中心としたテスト活動の内容を把握できているかという試験でした。
テスト設計の実務者というよりテスト設計リーダー向けで、単にテストの作成だけではなく、管理・改善も含まれています。
あと直近ではセキュリティテストに関する問題は必ず含まれていて、1問まるまると占める割合も大きいです。
Mさん普段活用しているテスト技法の試験問題のため、復習になりました。
知識を増やすことができたことに加えて、試験後に一緒に受験した同僚とカフェで反省会をしたりなど、資格取得を通じて共感できる仲間と楽しく過ごせたのが良かったです。
Fさん知らないことを学ぶというより、今まで学んできたことの確認みたいな形ですね。
独学で学んでも行き着く先になりますが、未経験者、経験の浅い人にとっては一通り役に立つ知識が学べる試験だと思います。
MさんIVEC_L5とJSTQB_AL。せっかくテストの会社なので「極めたい。」という欲があります。
FさんJSTQB ALTA(ALのテストアナリスト)の試験を受験する予定です。IVECレベル5はその後検討したいです。
Mさん会社の制度として、支援や報奨金があることも少しありますが、どちらかというと「自然とブームになった」感じです。「試験どうだった?」とか「この問題の考え方は…」といった話題が社内で飛び交い、共通の話題ができたことで、みんなの興味をひいたり、チャレンジする人が増えました。
Fさん試験の書籍の購入・朝礼での試験に関する情報の周知・試験の所感などをチャットツールで共有していましたね。色々な働きかけにより、皆の興味を引いたのが大きいのではないでしょうか。

まとめ
当社はIVECの認定パートナー制度に加入しており、資格保持者が一定数いる企業として、ゴールドパートナーの認定を受けています。
レベル5相当のPM・技術リーダー職が行う「QAコンサルティング」や、レベル3・4の「テスト設計」、レベル1・2の「テスト実行」など、お客様のご要望に合わせて、必要な技術を持ったテストエンジニアがサービスをご提供します。
サービスについて詳しく知りたい方は、下記ページをご覧いただき、お気軽にお問い合わせください。

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