「BUG+HUNTER」受賞者紹介
仙台センターに所属するBさんに、デバッグ業務のやりがいやバグを検知するコツなどを伺いました。
敵キャラクターが他社作品のキャラクターと類似している
デバッグはゲームの品質向上に直結する重要な仕事
授賞式で皆の前に出るのは緊張しましたが、自身が検知したバグが重大なバグとして評価されて非常に嬉しく思っています。また、バグをリリースすることなく検知できた安心感もあり、デバッグという仕事により誇りが持てるようになりました。
インターネットでポールトゥウィン(以下、PTW)の求人広告を見かけて調べていたところ、PTWがゲームデバッグのサービスを提供していることを知りました。私は小さい頃からゲームが大好きだったので、ゲームの世界をもっと深く知りたい、自分の好きなことを仕事にしたいというワクワクするような感情を抱いた自分にぴったりの仕事かもしれないと思い、すぐに応募しました。実際に面接を受けてみると、会社の雰囲気や仕事の内容が非常に魅力的で、ここで働くことが自分の成長につながると確信し入社しました。
普段からジャンルやシリーズにこだわらず、幅広い種類のゲームに興味があり、主要なメーカーの大作からインディーズの作品まで、さまざまなジャンルのゲームをプレイしています。最近は『死にゲー』と呼ばれる難易度が高いソウルライクというゲームジャンルにハマっており、その中でも主にアクションゲームをプレイしていますが、挑戦的で手応えがあり、何度も挑戦することで少しずつ攻略法を見つけていく過程が非常に楽しいです。ほかにもアドベンチャーゲームで壮大な物語を楽しんだり、パズルゲームで頭を使って解決策を見つけたりと、それぞれのゲームには独自の魅力があります。
デバッグのやりがいは多くのバグを見つけ出すことにあります。特にフリーチェックなどでバグをたくさん検知したときに達成感を感じます。バグを検知することは単なる問題解決ではなく、ゲームの品質向上に直結する重要な仕事だと思っています。
私自身もバグが多いゲームでプレイ時間が無駄になったりすると悲しい気持ちになってしまうので、ユーザーが私と同じような経験をしないよう、自らが仕事でバグを見つけていくことが使命だと感じています。
その一方で、単純にゲームが大好きなので、発売されたゲームが評価されることで、ゲーム業界全体が活性化し、新たなクリエイティブ作品が生まれることを願っています。デバッグを通じゲーム業界の発展に少しでも貢献できると信じて、日々の仕事に励んでいます。
遷移中にボタンを連打したり、遷移後に画面を切り替えたりすることで、バグを検知する確率が上がるので、バグが出やすくなるようなプレイをしています。
また、他の人が提出したバグ報告書に目を通すことも意識しています。単純に面白いだけではなく、見るだけで勉強になるため、他の人が見つけたバグを通じて、自分の目には捉えられなかった問題点やパターンを発見できます。バグを見つける目が養われ、より効果的にバグを検知できるように日々努力しています。
入社した頃は管理者の指示通りに作業を進めるだけでしたが、数多くのバグに触れ、バグパターンや原因を学んだことで、今では『こういう動作をしたらバグが出そう』という直感が働くようになり、効率的にバグを見つけ出すことができるため、デバッグ作業の精度と速度が向上したように感じています。
また、あらゆるジャンルのゲームをプレイしていることも、自分の知識を深め、より多角的なアプローチに繋がっていると思います。
苦手意識を持っているジャンルを克服することを目指しています。苦手なゲームジャンルに挑戦することで、自分の限界を押し広げ、プレイヤーとしてもデバッガーとしても成長できると思うので、これからも多くのゲームを楽しみながら、自己成長を続けていきたいです。
まとめ
Bさんにインタビューをして、デバッグの仕事が品質向上やユーザー体験を向上させる仕事であることを理解し、責任感を持って仕事をしていることがわかりました!Bさんの今後の成長が楽しみですね♪
なお、今回は全448件のエントリーの中から最上位であるゴールド受賞のBさんにインタビューをさせていただきましたが、Bさん以外にも設定ミスやクレジット表記の誤りなどのバグを検知し、見事21名の方がバグハンターを受賞しました!おめでとうございます!
ゲームデバッグサービスでは今後も働く人にフォーカスをあてた記事もたくさん発信してまいります。PTWスタッフの人柄やゲームデバッグへの意欲などを感じてもらえたら嬉しいです。
今回ご紹介したBさんが働くゲームデバッグサービスの詳細は以下からご覧ください。