デスクトップブラウザ・OSシェアランキング(2022年9月)

    こんにちは。ポールトゥウィンオウンドメディアチームです。<br />
ソフトウェア開発やアプリ開発にとって、切っても切り離せない存在が、各種ブラウザやOSバージョンの情報です。このページでは、「2022年9月度」のデータを基に、「iOS・Android」のOSバージョンやデスクトップブラウザのランキングとシェア情報の推移をご紹介いたします。<br />
(2022年10月15日時点の情報を参考としています)

    こんにちは。ポールトゥウィンオウンドメディアチームです。
    ソフトウェア開発やアプリ開発にとって、切っても切り離せない存在が、各種ブラウザやOSバージョンの情報です。このページでは、「2022年9月度」のデータを基に、「iOS・Android」のOSバージョンやデスクトップブラウザのランキングとシェア情報の推移をご紹介いたします。
    (2022年10月15日時点の情報を参考としています)

    デスクトップブラウザ

    世界マーケットシェア

    1位は「Chrome」が67.1%、2位は「Edge」の10.9%、3位が「Safari」の8.86%と、ランキング自体に大きな変化はありませんが、昨年12月から毎月シェア率を拡大していた「Edge」は、今年の8月から9月にかけて0.11%のマイナスとなっています。
    トップ10の中で先月からシェア率がプラスとなっているのは、「Safari」が +0.09%、「IE」が +0.05%、「Mozilla」が +0.01%の3つとなりますが、それぞれ大きな変化ではない事から、来月も同じ水準で推移する事が予想されます。
    その他では、イベント「Microsoft Ignite 2022」にて10月12日(米国時間)に発表された、「Edge」に搭載予定となる新機能「Edge Workspace」が、2023年内での一般提供予定となっており、今後のシェア率にどのように影響するのかが楽しみです。

    1位から10位までのシェア率は下記となっております。

    順位ブラウザ名 シェア率(%) 8月との比較(%)
    1Chrome 67.1 -0.15
    2 Edge10.9 -0.11
    3Safari 8.86 +0.09
    4Firefox 7.06 -0.26
    5Opera 2.67 0
    6IE 0.84 +0.05
    7360 Safe Browser 0.59 -0.01
    8Yandex Browser 0.23 -0.1
    9Mozilla 0.17 +0.01
    10Sogou Explorer 0.110
    日本国内マーケットシェア

    1位は「Chrome」が61.27%、2位は「Edge」で23.16%、3位は「Firefox」で6.61%となっています。
    日本の「Edge」のシェア率が世界マーケットシェアの10.9%と比較して、23.16%と高いのは、今年の6月15日に「IE11」がサポート終了となり、元々、他国よりも「IE」のシェア率が高かったことから、「Edge」への移行が進んだものと考えられます。
    昨年9月時点の「Chrome」と「Edge」のシェア率を比較した差分は46.22%でしたが、今年の9月時点では、差分は38.11%と、その差は少しずつ埋まってきています。今後、「Chrome」のシェア率に「Edge」がどこまで近づいていくのでしょうか。

    1位から10位までのシェア率は下記となっております。

    順位ブラウザ名 シェア率(%) 8月との比較(%)
    1Chrome 61.27 +1.36
    2 Edge23.16 -0.44
    3Firefox 6.61 -0.66
    4Safari 5.89 +0.19
    5IE 1.26 -0.44
    6Opera 0.49 -0.19
    7Sleipnir 0.23 -0.1
    8360 Safe Browser 0.17 0
    9Mozilla 0.06 0
    10Sogou Explorer 0.05 +0.02

    モバイル&タブレット

    iOSバージョン日本国内マーケットシェア

    1位は「iOS 15.6」が63.55%と、2位以下とは大きく差が開いています。
    iOSのシェア率は、2~3ヶ月周期でシェア率は定期的に変動しており、その流れから推測すると、来月、再来月で1位に上がってくるのは、9月13日(日本時間)に提供が開始された、現在2位の「iOS 16.0」だと予想されます。また、2022年10月11日には「iOS 16.1 beta5」がリリースされており、2023年には「iOS 17」の発表も予定されています。

    1位から10位までのシェア率は下記となっております。

    順位iOSバージョン シェア率(%) 8月との比較(%)
    1iOS 15.6 63.55 +6.15
    2iOS 16.0 9.42 +9.24
    3iOS 15.5 6.16 -13.62
    4iOS 14.8 3.08 -0.61
    5iOS 15.4 2.64 -1.32
    6iOS 15.7 2.07 +2.07
    7iOS 14.7 1.43 -0.31
    8iOS 14.4 1.42 -0.11
    9iOS 12.5 1.1 -0.17
    10iOS 15.3 1.07 -0.38
    Androidバージョン日本国内マーケットシェア

    1位は「12」の27.89%で、2位が「10」の22.44%、3位が「11」の16.38%となっています。
    トップ10の中で、大きくシェア率を広げたのは、1位の「12」と2022年8月にリリースされた6位の「13」となりました。特に「13」については、8月から9月で約3%も上がっており、現在のペースでシェア率を広げていくと、3ヶ月後にはトップ3に入る事も考えられます。

    1位から10位までのシェア率は下記となっております。

    順位iOSバージョン シェア率(%) 8月との比較(%)
    112 27.89 +0.98
    210 22.44 -0.66
    311 16.38 -0.51
    49.0 Pie 14.76 -1.63
    58.0 Oreo 4.37 -0.65
    613 3.21 +2.83
    77.0 Nougat 2.63 -0.42
    85.1 Lollipop 1.74 -0.11
    98.1 Oreo 1.48 -0.02
    106.0 Marshmallow 1.42 -0.05

    ポールトゥウィンのテストチーム

    本記事で紹介したように、ブラウザやOSは日々アップデートされています。それに伴い、新しいOSに対応したスマートフォンやPCなども発売されており、WEBサービスやアプリの開発において必要となるテスト環境は、「古い機種と新しい機種」「古いバージョンと新しいバージョン」と、幅広いものとなってしまいます。
    ポールトゥウィンでは、保有端末数や規模を問わない対応実績など、多環境でのテスト実績も多数あります。テストについて、お悩みや相談事などありましたら、お気軽にご相談ください。

    このページで掲載しているデータは「Statcounter Global Stats」の情報を参考にしています。
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