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デバッグスタッフ紹介!「BUG+HUNTER」受賞者インタビュー(NO.3)

こんにちは、ポールトゥウィンオウンドメディアチームです!
 
当社のゲームデバッグサービスは、ゲーム愛に溢れたスタッフ独自の感性が、お客様より高い評価をいただいており、社内の取り組みを通じて、当社スタッフの魅力をご紹介しております。

今回は「BUG+HUNTER」受賞者インタビューの第3弾をお届けします!
 
「BUG+HUNTER」については以下の記事でもご紹介しております。
→ 過去の記事はこちら 「BUG+HUNTER」のご紹介
→ 当社スタッフのインタビュー記事はこちら スタッフ紹介ページ



(Mさん)


「BUG+HUNTER」受賞者紹介

今回はモバイルセンターに所属するMさんに、デバッグ業務のやりがいや驚きのバグを検知したことなど、たくさんお話を伺いました。

◆モバイルセンター所属 Mさん

 「大小問わずバグを見つけることが任務」
 
<発見したバグ概要>
ゲームのリリース日が倫理的な観点からNG
 
<受賞者インタビュー>
 
―初めに受賞したときの気持ちを教えてください!
Mさん:率直な感想としては、「BUG+HUNTER」で受賞をすることができて本当に嬉しいです。この賞は自分の力だけで取った賞ではなく、チームメンバーとの連携の成果だと思っているので、賞金はチームメンバーとの食事代に使い、みんなで賞を取った喜びを分かち合いました。
 
―ポールトゥウィンに入社したきっかけを教えてください。
Mさん:昔からゲームが好きでデバッグという仕事があるのは知っていました。友人がポールトゥウィンで働いていて、会社のことやデバッグの仕事について話を聞くうちに興味を持ち、最終的には友人からの誘いもありポールトゥウィンに入社しました。
 
―ゲームの魅力は何でしょうか?
Mさん:普段はRPGゲームやアクションゲームで遊ぶことが多いのですが、自分の視点でプレイをすることが出来たり、ゲームの世界観に入れるところが好きです。他にも、オンラインゲームやFPSゲームは様々なプレイヤーの行動がゲーム内に反映される面白さもありますし、プレイヤー同士のコミュニケーションも楽しみの一つで、休みの日はゲームの世界に没頭しすぎて一日が終わるときもあります(笑)
ゲームは単なる娯楽だと思われがちですが、ゲームの中で自分の能力や知識が結果として証明できるので、とても奥深いものだと思います。
 
デバッグの面白さや魅力を教えてください。
Mさん:入社してから約10年間で様々なバグに遭遇しましたが、アクションゲームのデバッグでは、進行不能に陥ったり、モーションが突然停止するなどの現象に直面したことがありました。デバッグを通じて、普段のプレイでは見えないゲームの側面を見ることが出来ることはデバッグの魅力だと思います。
 
―デバッグはどういった仕事だと思いますか?
Mさん:デバッグの仕事はゲームが世の中に出るための重要なステップだと思います。ゲームがリリースされる前に不具合が残っていると、そのゲームの評価に悪影響を及ぼす可能性があります。そのため、大きなバグから小さなバグまで、一つ一つのバグを丁寧に見つけ出し報告をすることがデバッグの重要な任務だと考えています。
 
―デバッグをするときに気を付けていることはありますか?
Mさん:上司や先輩から教えていただいたことの中で特に大切にしていることは、報告書類や提出書類は誰が見ても理解しやすい形にまとめることです。タイトルを担当したことがないメンバーでも、報告書を見ればどのようなバグがあったのか、すぐに理解できるように考えながら作業をしています。
また、デバッグ業務を行う上では、関わっているタイトルの基本的な仕様・操作方法など、ゲームの中身を把握しておくことが必要不可欠だと思います。
私はデバッグに携わるゲームの仕様書はしっかりと把握するように努めています。そうすることで、仕様書通りではないバグが発生した際に疑問を持つことができます。
 
―バグを検知するためのポイントや注意している点を教えてください。
Mさん:普段のゲームプレイでは触らないようなメニューや操作を意識的に試み、ユーザー視点でバグを見つけ出すように取り組んでいます。なぜなら、過去に自分たちが検証していた範囲内でバグを見落としてしまったことがあり、修正されないままゲームがリリースされてしまったことがありました。その結果、お客様やユーザーに迷惑をかけてしまい、非常に申し訳なく悔しい思いをしました。本来なら業務内でそのバグを発見し、解決できるはずだったので、その失敗はとても記憶に残っています。その時の経験から、再び同じことが起こらないようにするため、メンバーと協力することで今では細かくバグを検知することができています。
また社内で開催されている倫理セミナーに参加し倫理的な観点を学んだことで、デバッグを行う際にそういった観点も注意して確認するようになりました。今回表彰されたバグは、セミナーで学んだ内容が役立ち、報告へと繋がり、受賞することが出来たので、デバッグの知識やデバッグに関係しそうな知識を自ら積極的に取り入れていくことも大事だと思います。
 
―入社時と比べて、デバッグスキルの変化はありますか?また自己成長の一環として取り組んでいることはありますか?
Mさん:入社当初に比べて、様々なタイトルを経験してきたことで、与えられた作業範囲にとどまらず、バグが潜んでいそうな箇所を感じ取る能力が身につきました。
自己成長については、メンバーのバグ報告書から学ぶことがあるので、過去の報告書を確認する時間を作っています。報告書の内容を把握することでバグを検知する際の様々なアプローチの仕方を勉強できるため、類似したバグを発見することができるようになっていると思います。
 
―最後に、今後挑戦したいことはありますか?
Mさん:今回、初めて受賞したので、2度目の受賞に挑戦したいです。次回の受賞もリリースされたら影響範囲が大きいようなバグを発見したいです。デバッグ業務は一人ではなく、チームとして行うものであり、作業が一人で行われる場合でも、メンバー間のコミュニケーションや共有が重要です。今後もチームワークを大切にし、さらなる成長を目指して取り組んでいきたいと思っています。



まとめ

いかがでしたでしょうか?
インタビューに同席していた上長や先輩にも「自分の意見がきちんと言えて誇らしい」と評価されたMさんは、デバッグに対して確固たる信念を持ち、仲間の存在を大切にしている様子がインタビューを通して伝わってきたと思います。
自己成長を続けるMさんの2度目の受賞を楽しみにしてください!
 
ゲームデバッグサービスでは今後も働く人にフォーカスをあてた記事もたくさん発信してまいります。当社スタッフの人柄やゲームデバッグへの意欲などを感じてもらえたら嬉しいです。
今回ご紹介したMさんが働くゲームデバッグサービスの詳細は以下からご覧ください。

サービス詳細

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(作業中のMさん)

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