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第11回「BUG+HUNTER」受賞者インタビュー

こんにちは、ポールトゥウィンオウンドメディアチームです!
 
当社のゲームデバッグサービスは、ゲーム愛に溢れたスタッフ独自の感性が、お客様より高い評価をいただいております。

今回は社内の取り組みである「BUG+HUNTER」の受賞者インタビューを通じて、当社スタッフの魅力をご紹介します!

目次[非表示]

  1. 1.「BUG+HUNTER」とは?
  2. 2.「BUG+HUNTER」受賞者紹介
    1. 2.1.◆受賞者1人目/博多センター所属 Kさん
    2. 2.2.◆受賞者2人目/品川センター所属 Yさん
  3. 3.まとめ


「BUG+HUNTER」とは?

「BUG+HUNTER」は、デバッグ作業において検出される機能の不良や画面表示の乱れなど、当社のスタッフが検知したバグ(不具合)報告の中から、世の中に出ていたら大きな影響が出るような“すごいバグ”を検知したスタッフを表彰することで、スキルアップやモチベーションアップを図るとともに、受賞者のバグ検知への手法を共有し、サービス品質の向上を目指しています。
 
2020年に社内制度として開始したことを以下の記事でもご紹介しております。
→ 過去の記事はこちら 「BUG+HUNTER」のご紹介

「BUG+HUNTER」受賞者紹介

「BUG+HUNTER」は現在までに16回開催されていますが、この記事では第11回の受賞者2名に、普段作業をするにあたり気を付けていることやバグを検知するコツなどをお聞きしました。


◆受賞者1人目/博多センター所属 Kさん

「探求心を持つことが大事」

 
<発見したバグ概要>
 自滅スキルを発動し、敵に対して攻撃しても戦闘が終了できない
 
<受賞者インタビュー>

―プライベートではどんなゲームをプレイしていますか?

Kさん:RPGが好きで、メジャーどころはプレイしています。他にはTRPGのサークルを主催するなど、プライベートでもゲームは欠かさずにプレイしています。
※TRPG・・・テーブルトーク・ロールプレイング・ゲームの略、複数のプレイヤーが想像しながら物語を作って遊ぶゲームのこと

―デバッグの仕事を選んだ理由を教えてください。

Kさん:プライベートでも様々なゲームをプレイするほど、ゲームが好きだったためポールトゥウィンに入社しましたが、入社後、テスターさんが未発売のゲームをプレイしているのを見て驚き、ワクワクしたのを覚えています。

―業務をするにあたり、リーダーや先輩からはどんなことが大事だと教えてもらいましたか?

Kさん:疑問に思ったことは直ぐに相談するように教えていただきました。相談できる環境を整えるためには、普段からコミュニケーションを積極的にとることが大事だと感じています。特にマスターアップの前は現場に緊張感が走りますが、そのような時こそ、同僚や上司とのコミュニケーションを通じて不安や疑問を共有し合うことが重要だと思います。
※マスターアップ・・・ゲームの完成および最終版制作の段階のこと

―デバッグをするうえで気を付けていることはありますか?

Kさん:大きく2つあり、セキュリティや個人情報に関連するようなバグとユーザーの不利益になる可能性があるバグは発見すべきだと考えています。
例えば、プレーヤーの経験値が増加しないことによりゲームの進行に支障をきたしてしまうバグはゲームを楽しみたいユーザーの不利益となってしまいますので、世の中に出ないように気を付けながら作業をしています。

―バグを検知するコツを教えて下さい。

Kさん:色々なゲームをプレイして、プレイヤーの視点やゲームパターンの傾向を把握しておくことはデバッグ業務の基礎知識として必要なことだと思います。また、同じバグが繰り返し発生する場合も、パターンや原因に注目して作業を行うなど、デバッグ中は探究心を持ちながらプレイをすることが大事だと思います。




◆受賞者2人目/品川センター所属 Yさん

「制作側の思考を想像する」

<発見したバグ概要>
ダウンロードコンテンツ(DLC)が無効状態でも、システムデータだけを削除してセーブデータをロードすると、受け取り済みのDLCアイテムが使用できる
 
<受賞者インタビュー>

―デバッグの仕事を選んだ理由を教えてください。

Yさん:元々ゲームが好きで、専門学校ではプログラムの勉強をしていました。今でも趣味でゲームを制作しています。入社前に行った適性検査ではデバッグに向いているとの結果を受け、ゲーム開発の裏側に潜む課題に真摯に向き合うためにデバッグの道に進むことを決断しました。

―業務にあたり、リーダーや先輩からはどんなことが大事だと教えてもらいましたか?

Yさん:指示やアドバイスを受け取るだけではなく、自分なりに考え、実践することが重要だと教えてもらいました。理由や意図を理解し、自分の経験や知識と照らし合わせることで、効果的に作業が出来ていると感じています。

―デバッグの仕事でやりがいを感じる瞬間やバグを検知するコツを教えてください。

Yさん:フリーデバッグで自分が狙った通りの不具合を見つけたときはやりがいを感じますね。
チェックを進める中では制作側が見落としがちな場所を想像しながら不具合を探しています。思いがけない発見や解決への道筋を見つけたときは、自分の努力やスキルが実を結び、プロジェクトに貢献できたという充実感を味わうことができます。バグという宝物を探しているような気持で時間の経過を忘れるほど没頭してしまいます。

まとめ

今回インタビューを行った2名の方は、バグを見つけ出す際に独自のスキルや創造性を発揮し、プレイヤーの視点を活かしたり、製作側の気持ちに立ってバグを検知していたことが印象的でした。
 
いかがでしたでしょうか?ゲームデバッグサービスでは今後も働く人にフォーカスをあてた記事もたくさん発信してまいります。当社スタッフの人柄やゲームデバッグへの意欲などを感じてもらえたら嬉しいです。
今回ご紹介した2名の方が働くゲームデバッグサービスの詳細は以下からご覧ください。

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